夏子の酒

読了。
今年の春に薦められたが、気分が優れず、ずっと 2 巻で止まっていた。今なら読める気がして、もう一度、最初から読みはじめた。すっ、と頭に入ってくる。以前、読んだときの気分とは全く異なる。夏子の酒が変わったのではない。私が変わったのだ。
とても、よかった。これか、夏子……これか。巧く言えないが、私は夏子の酒に様々な感動を覚えた。それは負でもあり、正でもある。大嫌いで、大好きだ。松尾様の巫女にあやかって、人間味、とでも表現しておこうか。