2008-12-09から1日間の記事一覧

奈津の蔵

読了。 夏子の酒でも涙したが、奈津の蔵では一層に。泣かせ話などではない。人間が描かれているだけだ。命、糧、勤、銭、性……そして、幸。今日の夕飯は格別に旨かった。自然と、「頂きます」「ご馳走様」を口にしていた。まだ味がわかる、食べて行ける、家族…

夏子の酒

読了。 今年の春に薦められたが、気分が優れず、ずっと 2 巻で止まっていた。今なら読める気がして、もう一度、最初から読みはじめた。すっ、と頭に入ってくる。以前、読んだときの気分とは全く異なる。夏子の酒が変わったのではない。私が変わったのだ。 と…