夢日記

最近、日記らしいことを書いていないし、なんかあたまがもやっとするので、吐き出しておく。まず、体調はわるい。リハビリ出社と先週は行けたのに、今週はAM休2回、全休1回と、ひどい勤怠。AM休は上司にモーニングコールさせて、お手を煩わせてしまうという有様。身体が動かない。数十cm先の電話に手が届かない。上司から見てもだんだん疲れていっているように映るそうだ。力仕事には、まだアサインされていない。体力面を心配されてのことだ。それなのに、帰宅後ぐったり。夕食を抜くことも多い。食欲は壊滅的にない。食べてもリヴァースしそうになる。相変わらず、物忘れもひどい。さっき20時頃、眠気が来たので、逆らわずに寝た。浅い眠りで、たくさん夢を見た。

最初は父の夢。くどいようだが、父は社会不適合で、自律神経失調で、既に他界して8年以上経つ。今日の夢の父は、几帳面で、神経質で、毎日毎日規則正しく生活していた。いつもの父だ。それをおれは遠くから眺めているような感じだった。父は病んでいたけれど、生活リズムだけは崩さなかった。なんでだろーなー、と。夢の父は、きれいな姿しか見せない。リアルの父は、なんというか、やばくて、餓鬼のおれ(今でも餓鬼だけど)では、とても相手にならない。塾経営をしていたこともあるけど、会話したことなんてほとんどない。脅威の塊で、ときには憎悪の対象であり、ときには勝手にさっさと死にやがって、と妬みの対象でもある。おれはどうしたらいいんだよ……まあいい。

次は久々にあの娘(以下S)の夢。夢のSはいつもちょー優しいモード(余力あるモード)だ。おれは甘えてばかりで、今日はそれを俯瞰で見ていた。リアルのSはだんだんろくなことを話さなくなった。仕事の愚痴、昔のつらい記憶、ほかの男の話、おれへの不満。あるとき、Sの余力を奪っているのはおれだと気づいた。Sはいわゆるブラック企業に勤めていて、それはそれはひどい仕事を低賃金でやっているのだが、昨年の春、さっさと復帰しねーと解雇すんぞゴルァと人事に言われて、半ば無理に復職した。働いているSと、9月からまた休みはじめたおれ、余力があるのはおれのほうだ。おれがなんとかしないといけなかった。助ける覚悟を決めた気になっていた。でも、思いつく何をしてもダメだった。あたまがわるい。経験値が足りない。空回り。離れるしかなかった。おれは連絡手段を断った。Sは元気にやっているようだ。でも、ネットのSはかなり偽っているから、あまりあてにはできないんだけど……前よりはマシだと思う。

最後は知人の夢。二人でどこかの工場で刺身たんぽぽしていた。毎日無数の段ボール箱を見て、「この世にはいったい幾つの段ボール箱があるんでしょうねえ……なんか壮大な宇宙っていうか、ロマンチックな気分になってきますね」とか、おれはまただれかの受け売りで会話をつないでいて(おれが自分の語彙で話せることなんて滅多にない)、帰りに行きつけの居酒屋で、二人でビールを旨そうに呑んでた。社宅があるらしく、二段ベッドが無数にあるところで、眠りに就いただけだった。